• フォードVSフェラーリ
    「フォードVSフェラーリ」を見ました。怪獣映画みたいなタイトルですが、原題も同じ。しかし、題名のフェラーリとの争いは至極あっさり片づき、本当の戦いは別の所にあります。公開したばかりの映画なので、中身については詳しく書きませんが、主役のC・ベールが非常に良いです。アクの強いレースドライバーの役で、流石のM・デイモンも影が薄いです。その多くはCGなのでしようが、レースシーンも迫力有り、堪りません。フェ...
  • 突撃隊
    S・マックイーン主演映画で未見だった「突撃隊」を見ました。(1962年作)前線で圧倒的多数の敵と対峙したある分隊の一夜を描きます。こちらの少人数がバレたらおしまい、という絶対恐怖の長い夜です。予算が無かったのか、モノクロですは、TVドラマみたいなこじんまりとしたスケールですが、そこは監督のドン・シーゲル、実話に近いストーリーなのかもしれません、リアルに怖さが伝わります。前々年が「荒野の七人」、翌年が「...
  • マスカレードホテル
    「マスカレードホテル」を見ました。正月にTVでも放映されたらしく、見られた方も多いことと思います。ホテルが舞台なので、色々な登場人物を設定できます。また、違う価値観の主人公たちが次第に互いを理解し合うようになり、最後は協力するという黄金の「アフリカの女王」的進行で、これで面白くない筈がありませんよ、といいたいような『趣向』です。『仕掛』の方は、犯人に結びつきますので、書きませんが、まじめによく頑張...
  • メリーポピンズ リターンズ
    「メリーポピンズ リターンズ」を見ました。これは物凄い映画です。何が凄いのかと言ってアンタ、第1作目公開後54年経過しての続編なのである。リメイクはよくあるけど、続編でというのはひょっとしたらギネスかもしれない。これは伊丹映画探偵事務所としては調べてみる価値有りと、ちょっとググってみました。マサカの「ブレードランンナー2049」でさえ35年、昨年あっと驚いた「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」...
  • ボヘミアン・ラプソディ
    そろそろもういいかなと思って「ボヘミアン・ラプソディ」を見た。当時、私は映画とSFの虜で音楽には門外漢でしたが、友達が聞かせてくれた「ボヘミアン・ラプソディ」には衝撃を受けことを、よく憶えています。何せこの私が「オペラ座の夜」だけアルバムを持っている位です。映画は、フレディ・マーキュリーの伝記的作品です。パキと言われるマイノリティでゲイで後にエイズになるフレディの孤独と家族への回帰を描いており、有...
  • 空母いぶき
    レンタルDVDで「空母いぶき」を見ました。こういった方面には詳しくありませんが、まるで戦術級のシュミレーションゲームみたいにリアルなオハナシで、緊迫感はハンパありません。クレジットを見る限りにおいては、防衛省は協力しておらず、制作にはさぞ苦労したことと察します。しかし、敵国が「東亜連邦」という架空の国だったり、タイミングよく取材で女の子の記者が乗船していたり、楽観的なラストなど、ちぐはぐな印象はぬ...
  • スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け
    「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を見ました。これもまた公開1本目からリアルタイムで見ているオールドファンには、見ないという選択肢はありません。やっぱりそうでしたか、というラストですが、「フォース」という遺伝性の魔法使い+剣術使い一家のお話ですので、さもありなん。しかしながら、シリーズ通してペースオペラの金字塔であることは間違いなし。SF的スペースファンタジーでSWを超える映画は、ちょっ...
  • 七つの会議
    池井戸潤原作の「七つの会議」を見ました。福澤克雄監督については全く知識ナシですが、ほぼTVドラマの「半沢直樹」や「下町ロケット」と同じテイストとお見受けしました。ま、観客がそれを望んでいるなら、それもありでしょう。しかし、野村萬斎と香川照之の対決は、どう見てもシン・ゴジラとカマキリ先生の対決構図に見えてくるのは、私だけでしょうか?...
  • ターミネーター:ニュー・フェイト
    出遅れましたが、「ターミネーター:ニュー・フェイト」を見ました。公開から時間が経っていたので、全世界でコケまくりという噂も耳に入ってましたが、古いファンの私には見ないという選択肢はありませんでした。新製品REV-9 分身の術をよく使う新型の分身型ターミネーターREV-9や、エイトマンみたいでなかなかかっこよろしいエンハンスド・ヒューマン(強化人間)も登場しますし、過去見たこともないようなシチュエーションで...
  • マッキントッシュの男
    例によってなんの予備知識も無く「マッキントッシュの男」を見ました。PC黎明期のオハナシかと思いきや、宝石強奪犯の獄中生活になり、脱獄する辺りからスパイ映画の様相を呈してくるという目の離せない展開、意外な拾いモンでした。さもありなん主演P.ニューマン、監督ジョン・ヒューストン、脚本ウォルター・ヒルではありませんか。さらにこの映画の見所は二人の女優です。一人は、硬い表情でずっと思い詰めたようなドミニク・...
  • ダンスウィズミー
    矢口史靖監督・脚本の「ダンスウィズミー」を見ました。映画には「趣向」と「仕掛」が必要だと思います。「趣向」は映画全体の成り立ちに近く、題名を見ただけで分かる場合もあれば、見始めて段々と分かってくる場合もあります。しかし、出された料理を見るまで「中華料理屋」なのか「フランス料理屋」なのか分からない店がほとんどないのと同じで、ジャンルに近いレベルで明確になっているのが、「趣向」。それに対して、その映画...
  • 蝉しぐれ
    時代劇の「蝉しぐれ」を見ました。原作は藤沢周平です。もう20年以上前に亡くなっています。まだ私の目がよく見えていた頃で、色々と時代小説を読みあさり藤沢周平に辿り着いたときは「これだ」とおって読みふけり、文庫本を全部読んでもう一度一通り読み終えた頃に亡くなられました。その時はもう新しい著書が読めないのかと随分と悲しい思いをしました。文体の間合いと情景描写の重ね方が性にあったのだと思います。さて、この...
  • 或る夜の出来事
    ついでと言っては叱られそうですが、「或る夜の出来事」を見ました。1934年作ですから昭和9年、古い映画です。これも中学以来の再見ですが、内容はすっかり忘れてしまっており、夜走るバスとか夜もやってるSAみたいな場所が当時珍しかったので、その印象しかありません。それに 同じ部屋に泊まる男女の仕切に、ロープを張ってシーツをかけるアノシーン。映画では「ジェリコの壁」と言ってました。調べると旧約聖書に登場す...
  • 素晴らしき哉、人生!
    「ステキな金縛り」を見て思いだし、「素晴らしき哉、人生!」を再見しました。再見と言っても前回見たのは、たぶん中学生の頃。土曜日の夕方か TVの90分枠で放映の、ズタズタにカットされたのを見て以来です。もうほとんど内容は忘れてしまってましたが、ズタズタカット版でさえ、結構面白かったことだけは憶えています。そして今回、レンタルで全長版を拝見しましたが、「ステキな金縛り」で小日向文世が言っていたとおり、...
  • ステキな金縛り
    三谷幸喜の「ステキな金縛り」を見ました。数年前の作品なのでご存じの方も多いと思いますが、コメディながら一種の法廷劇になっています。墜ちこぼれの三流弁護士(深津絵里)が被告人の無罪を唯一証明できる証人として、更科六兵衛(西田敏行)という落ち武者の幽霊を法廷に立たせ、証言させるというドタバタです。ジョーシキ的には不可能な存在証明をしてみせるというところが見場で、アメリカ映画の「三十四丁目の奇蹟」を思い...
  • アリータ  バトル・エンジェル
    「アリータ  バトル・エンジェル」を見ました。映画館の予告編だけを見て、J・キャメロンが製作に関わっている(大阪では『いっちょかみ』という)らしいということだけを頼りに、例によってほとんど事前知識もなく見ました。目の大きい女の子や未来都市のビジュアル。どうやらサイボーグらしい生まれと高い戦闘能力などが、予告編からはうかがい知れました。はてさてオジサンは、これは果たして『アトム』的物語なのか、『フラン...
  • 残穢
    BSで放送していた「残穢」というホラーを見ました。映画の楽しみのひとつに女優を見るというのがあります。この映画もそれと思ってみていました。主演は竹内結子。いいですね。連ドラ「あすか」以来のファンです。しかし、今回のこの映画は橋本愛です。この人も連ドラ「あまちゃん」に出てまして、途中ヤンキーになるのですが、これがホンモノかと見紛う出来でした。ですから、きっとこの映画のクライマックスで恐ろしく『化け』...
  • のぼうの城
    「のぼうの城」見ました。戦国時代に少し詳しい人なら誰でも知っている 忍城水攻め を映画化したものである。こんなエピソードが映画になるんかいなあ、とちょっと危惧しとりました。水攻めのシーンが差し障りがあるとして、震災後1年半も公開が遅れた曰く付きの作品でもある。しかし、震災直前に見たC.イーストウッドの「ヒアアフター」に比べるとリアリティにおいて格段に劣るため、問題は少ないような気がした。(カットし...
  • 野生の証明
    先日BSで放送された「野生の証明」(1978)冒頭15分だけ見ました。タイトルの曲がね、「ベン・ハー」をアップテンポにしたような曲で、なかなかかっこイイのです。いまでもyoutubeでよく聞くのだ。ちなみにこの映画、内容はイマイチですが、現在では薬師丸ひろ子のデビュー作として知られています。20121231...
  • 恋の罪
    元旦早々から、園子温の「恋の罪」を見ました。「冷たい熱帯魚」「ヒミズ」と見てきたが、これもまた威勢の良い、刺激的な映画でした。このまま突っ走ってもらいたいモンです。20130101...
  • ももへの手紙
    年末からノドが少し痛かったのだが、ここにきてカゼの症状に発展してしまった。だから、映画ばっかり見ている。その中で「ももへの手紙」を見た。「人狼」の沖浦啓之の作品ということで、期待して見た。クライマックスにやや疑問もありますが、前作同様、自然や少女の心の内を、丁寧に緻密に描いてあり、力作で好感もてます。20130102...
  • 裏切りのサーカス
    「裏切りのサーカス」を観た。なんとまあ地味で派手なアクションなど全くない、リアリティ溢れる(と見える)スパイ映画である。疑心暗鬼と騙し合いばかりの組織にいるソ連のスパイ(もぐらと呼んでいた)をあぶり出すため、要素を1コ1コ潰していく作業を詳細に描いていくという手法で見せてくれます。大人におすすめ。20130102...
  • マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
    「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観た。認知症になった晩年まで、家族のことなども含めて描いており、興味深い。しかし、この映画でアカデミー賞の主演女優賞を取った主演のメリル・ストリープの芝居がうますぎ。クイーンズイングリッシュのしゃべり方も含めてあんまりそっくりで、逆に嫌みなほど。20130104...
  • 007/スカイフォール
    カゼひいたせいで、正月休みを潰してしまった。おかげで、たまっていたDVDを片っ端からこなしています。1/4 概ね快方に向かってきたので、「007/スカイフォール」を観た。007映画は、観るというよりおいらにとってはイベントに近い。それも2012年のロンドンオリンピックイヤーを締めくくるイベント。いつもの冒頭のシークエンスの後、もたもたしてる。ボンド映画の真骨頂は歯切れとテンポの良さなのに。オールド...
  • マリリン 7日間の恋
    「マリリン 7日間の恋」を見ました。私は、年齢的にマリリン・モンローを映画館のスクリーンで見ることのできた最後の世代だと思います。見たことない方には申し訳ないが、スクリーンでモンローを見ると、男なら誰でも魅了されてしまう。輝きの大きさで、スターの中のスターといえる存在です。映画開巻10分で、これは!と思った。拾いものに出逢ったときにだけやってくる、アノ感触です。その予感を裏切ることなく、実に素晴らし...
  • ゆれる
    先日、西川美和監督の「ディア・ドクター」を見たのですが、そういや、この人の前作「ゆれる」(2006年作)をまだ見てないなあと思い出し、急遽レンタル。吊り橋の写真をバックにした地味なタイトルのこの映画、予備知識も期待もせずに見たら、いや、これがアンタ傑作でした。現代版「羅生門」ていうか、どこまでも突っ込んでいける 沼みたいな映画でした。出演者もエエです。もう歌舞伎に行ってしまったけど、香川照之の炎立...
  • 不惑のアダージョ
    井上都紀監督の「不惑のアダージョ」を観た。予告編でリードオルガンを引いていたので、なんとなく何の予備知識もなくレンタルしました。観てみると、更年期障害を扱った映画でした。女性特有の感情などもあるらしく、男にはイマイチ理解が及ばない部分もありました。しかし、音楽を用いた場面(バレエが出てくる)や思い切りのよい演出など、次作を期待できる人と見ました。20130114...
  • フェイシズ
    ミラ・ジョヴォヴィッチの「フェイシズ」を観た。相貌失認症(ソーボーシツニンショウ)とかいう、人を顔で識別できなくなるという恐ろしいビョーキの話である。当節、映画のシチュエーションは色々やってくれるのだ。殺人現場を目撃した直後、頭打ってこーゆーふーになる。犯人に追いかけられるが、その犯人の顔が判別できない。あとは水曜サスペンス劇場のノリである。前半かったるく、後半一気に盛り上がるので、誰が誰なのか見...
  • ダーク・シャドウ
    ティム・バートン監督の「ダーク・シャドウ」を観た。「アダムスのお化け一家」のようなものか、と思って観たが、期待はずれ。しかし、ジョニデはこんな異形の役どころがよく似合う。それよりも007にも出ていたエヴァ・グリーンが見物。20130126...
  • スノーホワイト
    「スノーホワイト」(2012年度版)を観た。グリム童話「白雪姫」を原作とした、ダーク・ファンタジーになっていたが、途中で「もののけ姫」のあからさまなパクリが出てきてビックリ。ええんかいな、と誰しも思うはず。ウソだと思われる方はご覧頂きたい。シャーリーズ・セロンは、はまり役。カメラが良い!イギリスと思われるロケ地の景色が良い!20130202...
  • ドライヴ
    「ドライヴ」を観た。タイトルから1978年作、ウォルター・ヒル監督作品、ライアン・オニール主演「ザ・ドライバー」を連想したオールドファンは、もうそれだけで負けである。ドライヴ→ライド→西部劇 と連想するのが正しいのではないか。乾いた語り口、それとは正反対の主人公のベビーフェイス、可愛いキャリー・マリガン、緩急メリハリの利いた運び方など、おっ なかなかええで と思いながら観ていたら最後で気がついた。こ...
  • トータル・リコール
    2012年作の新版「トータル・リコール」を観た。前作は1990年 P.バーホーベン監督で、シュワちゃん主演。あのシャロン・ストーンを一躍スターに押し上げたことでも有名。その前作の有名なシーンのパロディも出てくる。設定は少し違うが、CGにたっぷりお金かかっていて、それはそれで結構見応えあるねんけど、近未来の都市のイメージは「ブレート・ランナー」と「マイナリティ・リポート」の延長線上だし、アクションは派手やけど...
  • わが母の記
    「わが母の記」を観ました。例によって事前知識なし。樹木希林の芝居がいいらしい、という噂を頼りにレンタルした。単なる母物の亜流か位に思っていたら、良い方に裏切られた。寝そべって観てたら、観るにつれ、これはなかなかしっかり作ってあるゾ、金もかかてるゾ、役者も凄いゾ、と段々正座して観る雰囲気となったのである。シルクロードやモンゴルと台詞のあることで、井上靖がモデルであることが分かり、特に認知症の母親役の...
  • トイレット
    荻上 直子の「トイレット」を観ました。バーバー吉野 (2003年)、 恋は五・七・五! (2004年)、かもめ食堂 (2006年 傑作!)、 めがね (2007年)と来て、「トイレット」に行き着きましたか。英語を話せないもたいまさこのばーちゃんと、それぞれ問題をかかえた三人の孫との、ある種寓話みたいなお話。いくらでも話を広げられそうなのに、カメラはじっくり回ります。その分、省略が素晴らしい。はてさて、タイトルの「トイレッ...
  • プロメテウス
    ダイオウイカが撮影されたりと、近頃『イカ』属の秘密が暴かれつつありますが、この映画の『イカ』も是非ご覧ください。というワケで「プロメテウス」を観た。劇場でも観たのだが、よく分からん部分もあり、再見。監督はリドリー・スコット。自身の「エイリアン」の前日譚としての性格も持つSF大作。「エイリアン」はクリーチャー(化け物)映画に、SFテイストとゴシックホラーを持ち込んだ傑作でした。けど本作は、ホラーの部...
  • 風とライオン
    「風とライオン」を観ました。7回目か8回目。お気に入りの映画。色々いいところがたくさんあって、書き出すときりがないが、なんちゅうても、J.ゴールドスミスの音楽が最高である。観終わっても、一週間くらい頭の中をぐるぐるしている。ストーリーは時間が経つと忘れるが、音楽は忘れない。不思議ですな。20130224...
  • ヘルタースケルター
    「ヘルタースケルター」を観ました。ぷっつん女優 沢尻エリカ主演のなんとういうか 話題作である。そういえば、元祖ぷっつん女優は石原真理子やったか、藤谷美和子だったか・・・・・。ま、そんなことどうでもよろし。画面はファッション誌のようにまがまがしいのに、何の緊張感も伝わってきません。退屈な映画でした。この主役にして、この脇役。この題材にして、この監督。この出来も、プロテューサーのテーマ表現の1つやったりし...
  • おおかみこどもの雨と雪
    「おおかみこどもの雨と雪」を観た。こどもの話かと思ったら、母親の話でした。素晴らしい出来。細田守監督の『時をかける少女』、『サマーウォーズ』どれもいい。20130302...
  • ジャンゴ
    クエンティン・タランティーノの「ジャンゴ」を観ました。途中、だるくなる場面もあるが、概ね快調。この歳で まさか劇場で「続・荒野の用心棒」や「怒りの荒野」のタイトル曲を聴けるとは思わなんだ。マカロニ・ウエスタンのファンとしては、それだけで望外の幸せである。劇中、フランコ・ネロ(!)がギャグをかましたので、声を上げて大声で笑ってしまったら、映画館で笑っているのは私一人だけやったので驚いた。(内容は伏す...
  • エージェント・マロリー
    ソダーバーグの「エージェント・マロリー」を観た。原題は「HAYWIRE」というのすが、ナンノコッチャと調べてみると、『干し草を束ねる針金』とあります。これが、絡みやすくしょっちゅうこんがらがるので、『混乱』という意味があるらしいです。一種の慣用句ですかね。しかし、日本では邦題にひっかけて劇場公開時、特製の「マロニー」が配られたというウサワがありますが、ホンマかいな。この映画は よくも悪くも主演女優...
  • 子連れ狼 シリーズ
    「子連れ狼」全6本をイッキに観た。子を貸し腕貸しつかまつる(1972)三途の川の乳母車(1972)死に風に向う乳母車(1972)親の心子の心(1972)冥府魔道(1973)地獄へ行くぞ! 大五郎(1974)サム・ライミやタランティーノに影響を与えた、泣く子も黙る若山富三郎主演の映画版(東宝)である。(TV版ではありません)ご覧になられたことの無い方はご覧あれ。原作の持つ独特の世界を尤もよく表現してあり、素晴らしい。この度や...
  • 大魔神
    旧大映の「大魔神」三部作を一気観した。1966年度作「大魔神」「大魔神怒る」「大魔神逆襲 」です。これもUSA版BD2枚組、amazonで購入、1980円。画質はブルーバックのアラもそれほど目立たない、良好な版でした。公開当時私は小学3年生。大魔神は通称で、正式には魔神阿羅羯磨(まじんあらかつま)というから、一種の荒ぶる神である。悪者の国主や家老だけをやっつけるのか思いきや、神の怒りはそんなことに関係な...
  • グラバーズ
    「グラバーズ」を観ました。SFには「ファースト・コンタクト物」というジャンルがあり、これもその1つ。最初に宇宙人に遭遇した人々のてんやわんやを描くというものである。宇宙人が友好的だと「E.T」や「未知との遭遇」型になり、敵対すると「エイリアン」や「遊星よりの物体X」、「インデペンデンス・デイ」型になる。SFファンには割と受けの良いジャンルで、手を変え品を変え過去様々な作品が作られてきた。きっと「ワ...
  • アタック・ザ・ブロック
    「アタック・ザ・ブロック」を観た。まだ三番館では上映しているのに、もうレンタルになっている。これも「ファースト・コンタクト」もの。スラムになりかけの団地にエイリアンが現れ、退治するのが不良の中学生たち といったところが新味。普通は「ジョーズ」のように ちびちびエイリアンを出していくのがセオリーですが、いきなり どんっ と出る。このジャンルも難しくなっているのです。20130323...
  • ひみつのアッコちゃん
    小学校の頃、珠算塾に行かされていた。いやでいやでたまらんかった。毎週、月曜日。6時45分から30分。終わってダッシュで帰ったが、7時からの「ひみつのアッコちゃん」は、ほとんど終わりかけ。おかげで「スキスキソング」は今でも歌える。(作詞は井上ひさし)実は当時、藤子不二雄と赤塚不二夫が大好きだったのだ。これも、いやだった理由の一つかも。実写「ひみつのアッコちゃん」を観た。綾瀬はるかは、「僕の彼女はサイ...
  • 桐島、部活やめるってよ
    以前から興味のあった「桐島、部活やめるってよ」を観た。なんで興味があったのかというと、ジャケットの写真が8㎜カメラを構えているとすぐに分かったからです。というのも、学生の頃同じように8㎜カメラを振り回していたからです。とある高校のバレーボール部のスター選手「桐島」が、部活を辞めるという「噂」が校内に広がり、様々な人間関係のバランスが崩れていくという、一種の寓話的なお話。最後にその影響が、バレー部と...
  • ヘッドハンター
    「ヘッドハンター」を観た。なんとノルウェー映画である。最近は北欧の映画も手軽に観られ、ありがたいことだす。絵画泥棒のハナシ、位の事前情報で観たが、これがなんと予想に反してスリリングにどんどん展開して、ハリウッド映画のように先が読めると云うことがなく非常に面白かったです。映画通にもオススメ。主演の役者は、ちょっと大泉洋に似ているかも。20130330...
  • 遊星からの物体X ファースト・コンタクト
    「遊星からの物体X ファースト・コンタクト」を観た。趣味嗜好がよくにていると信じるJ.カーペンターの代表作、1982年の「遊星からの物体X」の前日譚を描く、本格にゅるにゅるばりぼり系のクリーチャームービーである。南極のアメリカ基地に現れたエイリンを描いた「遊星からの物体X」はCGもない時代、当時22歳のロブ・ボッディンがSFXを担当し見る者の度肝をぬいたエイポック・メイキング作であった。その冒頭は...
  • 愛のむきだし
    何度か手に取ったものの、その長さ故に2度も断念していたが、一年で最も仕事がヒマになるこの時期 遂に「愛のむきだし」観た。満島ひかりを世に知らしめた園子温の怪力作。実に237分の超パワフルな大作であるため、こちらも体調万全な時期を選んだのである。前菜に牛丼特盛り、メインにビフテキ、ご飯に鰻重、デザートにKFC を平らげた位のボリームであるため、これをご覧になりたい方はくれぐれも自信のHP(体力)にご...
  • 薔薇の名前
    ジャン=ジャック・アノー監督の「薔薇の名前」を観た。積ん読 という言葉がありますが、これは「積んDVD」で、2004年に買って見ていなかった。気力の充実を待っていたのである。1300年代の中世のカトリック修道院を舞台に起こる連続怪死事件の謎を巡るお話しである。監督が、スタンリー・キューブリックと並ぶほどの完全主義者ジャン=ジャック・アノーであるから、その修道院やそこにうごめく修道士たちの描写がリア...